新型コロナ 仙台市で新たに5人感染確認 県内で計18人に

新型コロナ 仙台市で新たに5人感染確認 県内で計18人に
仙台市は、新たに5人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち1人は、クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生した市内の飲食店の利用者で、ほかの4人は東京から仙台に引っ越してきた人やその手伝いをした人だということです。
新たに感染が確認されたのは仙台市に住む20代の男女5人です。

仙台市によりますと、このうち20代の外国籍の自営業の男性は、クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生した青葉区の「HUB仙台一番町四丁目店」を先月20日と21日に利用していたということです。

この男性は、この飲食店を利用しすでに感染が確認された人と飲食をともにした時間があったということです。

男性はその後、のどの痛みが出たため検査を受けた結果、感染が確認されたということです。

また、20代の男女3人は先月28日に東京から仙台市内に引っ越してきたほか、別の20代の男性1人が女性の引っ越しを手伝ったということです。

この4人は知人どうしで、先月30日から今月1日にかけて発熱やせきなどの症状が出て、3日検査を受けていました。

また引っ越しを終えた3人は31日の午後に、一緒に太白区役所を訪れて転入の手続きをしていたほか、この日の午後には、およそ240人が窓口を利用していたということで、仙台市は発熱などの症状がある人は連絡するよう呼びかけています。

太白区役所は5日にかけて庁舎の1階を消毒し、週明けの月曜日からは通常どおりの業務を行うとしています。

3日感染が確認された5人は、いずれも症状は落ち着いているということです。

宮城県内で感染が確認されたのは、これで18人となりました。