ボクシングの井上選手ら 若者に「外出自粛」呼びかけ

ボクシングの井上選手ら 若者に「外出自粛」呼びかけ
新型コロナウイルス感染の自覚のない若い世代から感染が広がるおそれがあると指摘されるなか、プロボクシングの井上尚弥選手など国内のアスリートが、SNSを通じて若い世代の外出自粛などを呼びかけています。
世界バンタム級2団体統一チャンピオンで、26歳の井上選手は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、2日連続でツイッターを更新しました。

2日は「若者の不必要な外出が、まだまだ目立つ。あなたの大切な人を守るために、一人ひとり、もう一度、行動を見直す必要がある」と行動の見直しを呼びかけたほか、3日は「世界で起きている状況をしっかりと報道するべき。手遅れになる前に、政府は手を打つべきだと思う。今こそ、影響力のある方々が声をあげていく時じゃないかな」と投稿しました。

また、競泳のロンドンオリンピック銀メダリスト、入江陵介選手は、東京から大阪への帰省を控えたことを明らかにしたうえで「“もし自分が菌を持っていたら”。この気持ちを持つだけでも、行動も変わるし、大切な人を守れると思う」と投稿しました。

さらにサッカー、北京オリンピック代表で、J2・京都サンガの李忠成選手は「今は辛抱の時。京都に越してきてから、かわいがってくれているおじいちゃん、お婆ちゃんがいる。もしも、自分に潜伏していたらと思うと、会いたくても会えない。今を耐えれば、いつでも会える。我慢する時期だ」と心境をつづりました。