都内の小中学校は多くが休校延長へ 新型コロナウイルスの影響

都内の小中学校は多くが休校延長へ 新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスの影響で東京都教育委員会が都立高校などを大型連休期間の来月6日まで休校とすることを決めたことを受け、都内の多くの自治体では、区市町村立の小中学校を中心に、新学期が始まる予定だった週明け以降も休校が延長されることが決まりました。(3日午後5時時点 NHKまとめ)

23区

東京23区ではすべての区で、新学期が始まる予定だった週明け以降も区市町村立の小中学校や幼稚園などで休校が延長されることが決まりました。

休校の期間については、20の区が都立高校などと同じ来月6日までとしていますが、荒川区は小学校が今月12日まで、中学校が今月13日までの休校を決めたほか、大田区は今月24日までの休校を決めています。

そのうえで、この3つの区では、さらに休校を延長するかどうかについても段階的に検討していくことにしています。

また足立区は、来月10日までの休校を決めています。

多摩地域

多摩地域では、30の自治体のうち25の自治体で来月6日までの休校が決まりました。

一方で、武蔵野市は、休校中の子どもたちが繁華街に出て感染リスクを高める可能性があるなどとして、春休み明けの今月6日から再開することにしています。

また、八王子市と立川市は、今月10日までの休校を決めていて、段階的に休校を延長するかどうかを検討していくことにしています。

島しょ部

島しょ部では、小笠原村が今月14日までの休校を決めていて、ほかの島しょ部の自治体では、休校せずに通常どおりの日程で授業を行うことにしています。

入学式・始業式は

また、入学式や始業式については、都内の多くの自治体で今月6日と7日を中心に、出席者を少なくするなど規模を縮小し、感染対策をとったうえで開催することにしています。