新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、東京都教育委員会が都立高校などについて大型連休が終わる来月６日まで休校とすることを決めたことについて、小池知事は「区市町村の小中学校はそれぞれの判断になるが、都内の厳しい状況を踏まえて都立学校の取り組みを参考にしていただきたい」と述べ、感染拡大防止のための協力を呼びかけました。

新型コロナウイルスの感染拡大をうけて東京都教育委員会は１日、都立高校などについて大型連休が終わる来月６日まで休校とすることを決めました。

これについて小池知事は３日の記者会見で、「区市町村の小中学校はそれぞれの判断になるが、都内の厳しい状況を踏まえて都立学校の取り組みを参考にしていただきたい」と述べ、感染拡大防止のための協力を呼びかけました。

東京都によりますと、都内にある62の区市町村のうち、３日午後の時点で、多くの区市町村が小中学校の休校を決めているということですが、期間については自治体によって異なるということです。

小池知事は「ＩＣＴを活用した学習支援などオンライン教育に向けた取り組みをさらに進めていく」と述べ、区市町村と連携しながら、地域によって学習に遅れが生じないように努める考えを示しました。