京都府は、20代から50代の女性７人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。このうち６人は集団感染が発生している京都産業大学の学生の家族や学生が出席した交流会の参加者の関係者だということです。

感染が確認されたのは、城陽市に住む20代と50代の女性３人と、井手町に住む40代の女性３人、宇治市に住む50代の女性１人の合わせて７人で、京都府によりますと、いずれも無症状か軽症だということです。

このうち城陽市の女性３人は、先月19日に開かれたゼミの送別会に参加したあと感染が確認されていた京都産業大学の学生の家族です。

また40代の女性３人は、感染していた学生が出席した先月23日の井手町で開かれた交流会にいて、陽性と判明した男性の家族や職場の同僚だということです。

一方50代の女性は、先月28日から頭痛や体のだるさなどの症状があり、検査の結果、３日に陽性とわかりました。感染経路は分かっていません。

京都産業大学の学生や、その周辺での感染者の数は、12の府県で合わせて63人になりました。

また京都府内で感染が確認された人は95人になり、このうち２人が重症だということです。