長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」は、屋外のアトラクションなどに限定して営業を再開していましたが、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、今月６日から30日まで再び、全面的に臨時休園することを決めました。

佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」は、新型コロナウイルスの感染拡大で、２月末から２週間余り全面的に臨時休園していましたが、先月16日から感染予防対策を強化し、公園や屋外のアトラクション、それにレストランなどに限定して営業を再開していました。

その後は、感染状況などを踏まえ、１週間ごとに営業について判断していましたが、今回、週明けの今月６日から30日まで再び、全面的に臨時休園することを決めました。

理由についてハウステンボスは、新型コロナウイルスの急速な感染拡大や、１日、佐世保市内で感染者が確認され、市が不要不急の外出を控えるよう周知したことなどを考慮したということです。

営業再開については、感染状況や行政からの情報に加え、来場者やスタッフの健康面を考慮して慎重に判断するとしています。

ハウステンボスでは、大型連休中の大規模な花火大会など、５月以降に予定していた一部のイベントについても、すでに中止を決めています。