新型コロナで公演中止 俳優や声優は「生きる危機に」

新型コロナで公演中止 俳優や声優は「生きる危機に」
新型コロナウイルスの感染拡大で、演劇などの公演の中止が相次ぐ中、生活のために貯蓄を取り崩したり、借金をしたりする必要があるという俳優や声優が、8割近くにのぼっていることが「日本俳優連合」が行った緊急のアンケート調査でわかりました。
「日本俳優連合」は、演劇などの公演や、撮影の中止・延期が相次いでいることを受けて、俳優や声優の活動や生活の状況について、2日までの3日間、緊急のアンケート調査を実施し、528人から回答を得ました。

中止になった公演の出演料の支払いなどについて尋ねたところ、▽「いずれの作品でも支払われなかった」と答えた人が75.7%に達し、▽「一部またはすべての作品で支払われた」と答えた人は、24.3%にとどまりました。

また現在の生活の状況について尋ねたところ、▽「貯蓄を取り崩している」と答えた人が52.3%と半数を超え、▽「蓄えを取り崩しても足りず、借金の必要がある」と答えた人も、26.3%にのぼりました。

日本俳優連合では、理事長を務める西田敏行さんが先月、政府に緊急の支援要請を行っていますが、今回の調査で「仕事と収入の双方が失われ、生きる危機にひんしていることがわかった」として引き続き支援を求めていくことにしています。