大阪府立学校 大型連休明けまで休校決定 新型コロナウイルス

大阪府立学校 大型連休明けまで休校決定 新型コロナウイルス
大阪府は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、府内での感染拡大を受けて、臨時休校中の府立高校などについて、大型連休が終わる来月6日まで休校とすることを決めました。また、小中学校などについても同様の対応をとるよう、府内の市町村に要請することも決めました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府について、政府の専門家会議の脇田隆字座長は1日、最も厳しい対策が必要となる「感染拡大警戒地域」にあたるという認識を示しました。

こうした状況を受けて、大阪府は2日、府の対策本部会議を開き、吉村知事は「大阪はオーバーシュートには至っていないが、日々確実に感染が拡大している。時間はそれほどなく、いつ爆発的に感染するかわからないので、府の方針をしっかりと示し、緊急事態を乗り越えて府民の命をひとりでも守りたい」と述べました。

そして子どもたちを感染から守るため、臨時休校中の府立高校や府立の支援学校などについて、大型連休が終わる来月6日まで引き続き、休校とすることを決めました。

また小中学校などについても同様の対応をとるよう、府内の市町村に要請することも決めました。

休校の期間中は、週に1、2回程度、児童や生徒を分散したうえで短時間の登校日を設け、学習課題の提示や健康状態の把握などを行うとしています。

一方、府立高校の入学式については感染防止の対策を講じたうえで実施することとし、式への出席は新入生と教職員に限るとしています。

さらに大阪府が主催するイベントや博物館など府の施設についても、大型連休が終わる来月6日まで引き続き中止や休館とすることを決めました。