小中学校再開へ向け準備 児童の机の間隔広げる 奈良 生駒

小中学校再開へ向け準備 児童の机の間隔広げる 奈良 生駒
新型コロナウイルスの感染拡大で休校措置が取られていた奈良県生駒市の小中学校では、今月6日の再開に向け、教員たちが、教室で児童の机の間隔を広げるなど準備を進めています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、生駒市は先月3日から市立の小中学校を臨時休校としました。

生駒市は、現時点では今月6日に小中学校を再開する方針で、学校では春休み中に教員たちが準備を続けています。

このうち、市立生駒南第二小学校では、教員たちがこれまで2人ずつ横並びになっていた机を離したうえで、前後の間隔もこれまでの2倍ほどあけて配置を変えました。

また、子どもたちの健康状態のチェック体制などについても確認していました。

生駒市では学校の再開にあたって毎日検温などの健康チェックをするほか、児童が向き合って活動をしないこと、20分から25分に一度換気を行うことなどを決めています。

また児童や教職員の感染が確認された場合は、学級閉鎖または休校にするということです。

生駒南第二小学校の城野聖一校長は「早く子どもたちに会いたいという気持ちと隣接府県の感染状況から本当に再開できるのかまだ不安があります。しっかりと準備をしたいです」と話していました。