参議院決算委員会 新型コロナ感染拡大で経済対策など論戦

参議院決算委員会 新型コロナ感染拡大で経済対策など論戦
国会では1日、新型コロナウイルスの感染予防策をとりながら、参議院の決算委員会で安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して、経済対策などをめぐって、与野党の論戦が交わされます。
参議院の決算委員会では1日、平成30年度の国の決算について、安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して、質疑が行われます。

質疑では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策や、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の必要性、それに「森友学園」をめぐる問題などについて、与野党の論戦が交わされます。

新型コロナウイルスの感染予防のため、委員会では、閣僚席や議員席の間隔を通常より空けるなどの対策を講じることにしています。国会では、2日衆議院で3日には参議院で、それぞれ本会議が開かれ、東京オリンピック・パラリンピックの延期などをめぐって質疑が続きます。

与党側は今後も国会は休会にせず、経済対策を盛り込んだ新年度の補正予算案を、大型連休前に成立させたい考えです。

一方、経済対策について野党側は、「安倍政権の対応は遅い」として、1日も早く策定し、大型の補正予算案を編成するよう求めていく方針です。