新型コロナ 臨時休校で影響の保護者支援の対象拡大 厚生労働省

新型コロナ 臨時休校で影響の保護者支援の対象拡大 厚生労働省
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校で、仕事を休まざるを得なくなった保護者の所得を補償する助成制度について、厚生労働省は対象となる期間をことし6月まで延長することになりました。また、持病がある子どもが学校を休むために保護者が休暇を取得した場合も新たに対象としました。
臨時休校に伴って子どもの面倒を見るため仕事を休まざるを得なくなった保護者への支援策として、厚生労働省は企業が年次有給休暇とは別に有給の休暇を取得させた場合、日額8330円を上限に助成する制度を創設しました。

また、フリーランスで働く人にも一定の条件を満たした場合、日額4100円を支給する支援金も新たに設けています。

これらの支援策の対象期間を厚生労働省は当初3月31日までとしていましたが、期間を延長しことし6月末までとすることを決めました。

さらに、感染すると重症化するリスクの高い持病がある子どもや医療的ケアが必要な子どもが学校を休むために保護者が休暇を取得する場合も新たに対象としました。

厚生労働省は、ウイルスの感染拡大が続いていることを踏まえ、期間の延長などを決めたとしています。