柔道 4月の全日本選手権などを延期 新型コロナウイルス

柔道 4月の全日本選手権などを延期 新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全日本柔道連盟は4月に予定されていた男女の日本一を決める全日本選手権と全日本女子選手権を、いずれも延期することを決めました。
全日本柔道連盟は31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、4月に行われる国内大会の開催の是非などについて協議しました。

この結果、4月19日に横浜市で行われる予定だった「全日本女子選手権」と4月29日に千葉市で行われる予定だった「全日本選手権」の2つの大会を延期することを決めました。

2つの大会は、いずれも体重無差別で、男女それぞれの柔道日本一を決める大会で、各地方での予選を終えていました。

全柔連では、すでに4月4日と5日に行われる予定だった全日本選抜体重別選手権の延期を決めていて、国内の主要3大会が延期されることになりました。

全日本柔道連盟の中里壮也専務理事は「新型コロナウイルスの感染拡大の中、大勢の人が集まる大会を、今やることはできない。延期の時期や会場は未定だ」と説明したうえで「全日本は毎年やるべき大会なので、なんとか年内にやりたい」と話していました。