人工呼吸器の増産や輸入働きかけ 経産相 新型コロナウイルス

人工呼吸器の増産や輸入働きかけ 経産相 新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスの重症患者が増加して人工呼吸器が不足する場合に備え、梶山経済産業大臣はメーカーに働きかけて増産や輸入の増加など供給体制を確保していく考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染者が急増しているアメリカでは人工呼吸器が不足し大手自動車メーカーが生産に乗り出す事態となっていて、国内でも重症患者が増加した場合、不足することを懸念する声があります。

これについて梶山経済産業大臣は31日の閣議のあとの記者会見で、国内では感染症指定医療機関などに8000台程度の人工呼吸器が確保されているとしたうえで「今後の感染拡大に備えメーカーに対し、国内での増産や輸入の拡大を働きかけることで国内供給体制を確保することが重要だ」と述べました。

また「厚生労働省と連携しながら製造メーカーに確認し、どういう形で支援したらいいのかも含め模索中だ」と述べ、補助金の創出も含めて検討を進める考えを示しました。