陸自駐屯地で隊員感染 濃厚接触の20人隔離検査へ 防衛相

陸自駐屯地で隊員感染 濃厚接触の20人隔離検査へ 防衛相
秋田市にある陸上自衛隊の駐屯地で、男性隊員が新型コロナウイルスに感染したことを受け、河野防衛大臣は、濃厚接触した20人の隊員を隔離したとしたうえで、近く20人全員にウイルス検査を実施することを明らかにしました。
秋田市にある陸上自衛隊秋田駐屯地では30日、20代の男性隊員1人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

河野防衛大臣は記者会見で、隊員は、新型コロナウイルスをめぐる災害派遣には携わっておらず、地元の保健所とともに感染経路を調べていることを明らかにしました。

また、濃厚接触した20人の隊員は、すでに隔離していて、近く全員にウイルス検査を実施するということです。

河野大臣は、「25万人の自衛隊員がいるので、どこかでは起こるだろうと覚悟はしていたが、手洗いなどはしっかりやれと指示していたので、正直、ショックだ。なるべくここで阻止したい」と述べました。