岡山 京産大卒業生の感染確認 友人と会食 感染は県内4人目

岡山 京産大卒業生の感染確認 友人と会食 感染は県内4人目
岡山県は30日夜、20代の男性1人の新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されたと発表しました。男性は新型コロナウイルスの集団感染が発生した可能性が高いとされる京都産業大学の学生で、岡山県内で感染が確認されたのはこれで4人になります。
岡山県によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、京都産業大学を今月卒業した20代の男子学生で、今月24日に岡山県玉野市の実家に戻りました。

男子学生はその2日前の今月22日、京都産業大学の友人らと京都市内で会食していましたが、このうちヨーロッパに渡航歴がある2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

このため男子学生もウイルス検査を受けたところ、30日、感染が確認されました。

岡山県内で感染が確認されたのはこれで4人になります。

県は、男子学生の家族3人が濃厚接触した可能性があるとしてウイルス検査を行うことにしています。

京都産業大学では感染者が相次ぎ、クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生した可能性が高いとされています。

岡山県保健福祉部の中谷祐貴子部長は「男子学生は友人らとの会食で感染した可能性が高く、さらに調査したい」と述べました。