京都 井手町役場職員3人が感染 京産大学生の交流会に出席

京都 井手町役場職員3人が感染 京産大学生の交流会に出席
京都府は、京都府井手町の20~30代の役場職員3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認された、と発表しました。3人は、すでに感染が確認されている京都産業大学の学生1人と地元の交流会に出席していたということです。
新たに感染が確認されたのは京都府の井手町役場の20~30代の男性職員3人です。

京都府によりますと、3人は、すでに感染が確認されている京都産業大学の学生や、地元の住民など、20人余りと一緒に、今月23日に町内で開かれた交流会に参加していたということです。

学生の感染が確認されたことを受けて検査したところ、交流会に参加した職員3人の陽性が確認されたということです。

3人とも症状はほとんど無く、軽症だということです。

京都府は、交流会に参加していた残りの住民などの検査を実施することにしています。

井手町役場 一部の業務を停止 庁舎を消毒

井手町の汐見明男町長が30日夜、会見を開き、「庁舎内の一部の業務を休止し、消毒作業を徹底する。『3つの密』を避けることで感染拡大を防ぎたい」と話しました。

町では30日夜から一部の業務を停止して本庁舎の消毒作業を進めるとともに、住民サービスに関わる相談は、別の庁舎に臨時の窓口を設けて対応することにしています。

京都市 男女2人の感染確認

京都市は、市内に住む30代の会社員の男性と50代の会社経営の女性の2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

30代の男性は出張の際に利用した飛行機の機内で、感染が確認された人の近くに座っていたということです。

50代の女性の感染経路は分からないということです。

京都府内の感染者 56人に

京都府内で感染が確認されたのはこれで56人で、30日一日で京都産業大学の学生など合わせて9人の感染が確認されました。