神奈川 鎌倉市「外出控えて」高齢者に手紙で呼びかけへ

神奈川 鎌倉市「外出控えて」高齢者に手紙で呼びかけへ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、神奈川県鎌倉市はインターネットなどを使って情報を集める機会が少ない75歳以上の高齢者に対して、不要不急の外出を控えるよう、手紙で呼びかけることになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、高齢者は症状が重症化しやすいものの、インターネットなどを使って情報を集める機会が少ないことから、鎌倉市は手紙で注意を呼びかけることを決め、31日から発送することにしています。

市内に住む75歳以上の人、およそ3万1000人が対象で、封筒に入った3枚の手紙には「不要不急の外出は控えてください」と記されているほか、手洗いのポイントや自宅でできる筋肉トレーニングの方法などが紹介されています。

このほか市は75歳以上の市民から新型コロナウイルスに関する健康相談を受ける専用の電話窓口も30日から設けて、保健師が対応しています。

鎌倉市市民健康課の菊池隆課長は「対策のためには外出を控えながらも体調を整えることが大切です。市でも電話窓口を設けるなどして対応するので利用していただきたい」と話していました。