新型コロナ APAMANグループが賃貸住宅を無償貸し出しへ

新型コロナ APAMANグループが賃貸住宅を無償貸し出しへ
新型コロナウイルスの感染拡大が経済にも大きな影響を及ぼす中、賃貸住宅などを手がける「APAMANグループ」は、勤め先の倒産や解雇によって住まいを失った人を支援しようと全国およそ200部屋の賃貸住宅を無償で貸し出すことになりました。
対象となるのは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、勤め先が倒産したり解雇されたりして、住んでいた従業員寮からの退去を余儀なくされ、住まいを失った人です。

グループが所有する、東京や大阪、北海道など全国13の都道府県にある、およそ200部屋のワンルームの賃貸物件を最長でことし12月末まで無償で提供し、今月26日からホームページで申し込みを受け付けています。応募が多数の場合は地域や応募理由などを考慮して選考するとしています。

家賃以外の水道・光熱費などは自己負担で、再就職が決まれば無償提供を終えるということです。

「APAMANグループ」は、これまで東日本大震災や西日本豪雨の被災者にも賃貸住宅を無償で提供していて、「今後もできる範囲で社会に貢献していきたい」と話しています。