千葉 市川税務署 確定申告の一部業務中断 職員が濃厚接触で

千葉 市川税務署 確定申告の一部業務中断 職員が濃厚接触で
千葉県の市川税務署に勤務する職員が新型コロナウイルスに感染した人の濃厚接触者だったことが分かり、税務署は30日朝から確定申告に関する一部の業務を中断しています。
東京国税局によりますと、市川税務署に勤務する20代の男性職員が今月26日の夜に、新型コロナウイルスに感染した人と接触していたことが分かったということです。

職員に症状はなく、翌日は休暇だったため、その後の利用者などとの接触はないということですが、税務署は念のため、一般の利用者が多い確定申告の特設会場や、総合窓口の消毒を行うことにしました。

これに伴い、確定申告の相談など一部の業務は中断され、書類の提出に限って臨時に開設した窓口で受け付けるということです。

税務署は地元の保健所とも相談しながら再開を検討したいとしていますが、時期については未定だということです。

確定申告の期限は来月16日まで延長されているほか、インターネットを利用した「e-Tax」での申告もできることから、税務署は利用を呼びかけています。