ナゴヤ球場ロッカールームなど消毒 感染した選手が使用

ナゴヤ球場ロッカールームなど消毒 感染した選手が使用
プロ野球 中日は、新型コロナウイルスに感染した阪神の選手が今月下旬にナゴヤ球場での2軍の練習試合に参加していたことを受けて、この選手が使用していたロッカールームなどを中心に消毒を行いました。
今月20日から22日にかけてナゴヤ球場で行われた中日と阪神の2軍の練習試合には、新型コロナウイルスに感染した阪神の選手3人のうち、1人が参加していました。

これは受けてナゴヤ球場では30日朝、消毒作業が行われ、防護服を着た清掃員3人が主に阪神の選手が使用していたロッカールームや一塁側のベンチを中心に、アルカリ性の除菌剤を吹きかけて拭き取るなどしていました。

今後も選手が練習などで球場を使用した翌日には必ず消毒作業を行うということです。

球場を管理する会社「ナゴヤドーム」の平田和夫球場長代理は「新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、選手が安心して練習ができる環境を整えたい」と話していました。

また中日は感染した阪神の選手と数分間の会話をするなどした2人の選手について、来月5日まで自宅待機としたほか、数十秒程度の会話などをした選手やスタッフ12人は、来月5日までほかの選手と時間をずらして練習させることにしています。