中国の医療機器メーカーからマスク2万枚届く 千葉市に寄贈

中国の医療機器メーカーからマスク2万枚届く 千葉市に寄贈
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続くなか、中国の医療機器メーカーから2万枚のマスクが届き、30日、千葉市に寄贈されました。
千葉市にあるNPO法人「日中文化交流協会」によりますと、中国・河南省の医療機器メーカーは協会と交流のあった大学を通じて、マスクが品薄となっている日本の状況を知り、2万枚のマスクを送ることになったということです。

30日は協会の伊勢田政員理事長が千葉市役所を訪れ、熊谷俊人市長にマスクの一部と目録を手渡しました。

千葉市の別の団体には、このほか中国・江西省の医療機器メーカーから「中国が困っているときに、寄贈を受けたお礼」として、3万枚のマスクが届いたということで、市は市内の病院や社会福祉施設に配りたいとしています。

熊谷市長は「まとまった数の寄贈を受け、大変、感謝しています。大切に使わせてもらいたい」と話していました。

日中文化交流協会の伊勢田理事長は「感染症対策に国境はないので、共に乗り越えられればいいと思う」と話していました。