中日 選手2人を自宅待機に 感染確認の阪神選手と会話

中日 選手2人を自宅待機に 感染確認の阪神選手と会話
プロ野球 中日は、新型コロナウイルスの感染が確認された阪神の選手と数分間の会話をするなどした選手2人を、来月5日まで自宅待機させると発表しました。
中日と阪神は今月20日から22日にかけてナゴヤ球場で2軍の練習試合を行い、新型コロナウイルスへの感染が確認された阪神の選手のうち1人が参加していました。

このため中日が選手やスタッフに聞き取り調査をしたところ、合わせて15人がこの阪神の選手とグラウンドで会話をしていたということです。

15人はいずれも発熱などの症状は訴えていないということですが、このうち2人は数分間、会話したり、互いの拳を合わせるいわゆる「グータッチ」をしたりしていたということで、中日は専門の医師のアドバイスを受け、29日、この2人を来月5日まで自宅待機させると発表しました。

また、数十秒程度の会話をするなどした12人は、来月5日までほかの選手と時間をずらして練習させることにしました。

中日は30日、ナゴヤ球場で阪神の選手が利用したビジター側のロッカールームを中心に消毒作業を行い、来月3日からナゴヤ球場で予定していた2軍の広島との練習試合は中止しました。