河野防衛大臣は、記者会見で、今後の自衛隊の活動について、「何らかの要請を受けて、災害派遣をすることになるのではないか。あす、成田空港と羽田空港に海外から少し多い航空便が帰ってくるので、検疫支援のほか、ＰＣＲ検査を行った人たちの輸送支援はやることになると思う。厚生労働省や国土交通省と相談し、実施していきたい」と述べました。

一方、河野大臣は、医療機関などのマスク不足に対応するため、厚生労働省を通じて自衛隊が拠出したマスク100万枚について、「厚生労働省からきょうまでに返還してもらうことになっていたが、４月に入ってからの返還にならざるをえないようだ。万が一、大人数で、自衛隊を派遣するとなると、手元にある50万枚程度では、そんなに長く持たないこともあるので、きちんと返却してもらいたい」と述べました。