皇居東御苑 あすから30年ぶり全面休園 感染拡大防止で

皇居東御苑 あすから30年ぶり全面休園 感染拡大防止で
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、宮内庁は28日から当面の間、皇居東御苑を臨時休園することになりました。東御苑の全面的な休園は30年ぶりです。
東御苑は、旧江戸城の本丸跡などを皇居の附属庭園として整備したもので、桜が見頃を迎えるこの時期には1日に数万人が訪れますが、宮内庁は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、28日から当面の間、臨時休園することになりました。

宮内庁は、すでに今月予定されていた皇居乾通りのサクラの時期の一般公開を取りやめ、皇居の一般参観の受け付けを休止しているほか、三の丸尚蔵館についても休館とする措置を取っています。

東御苑が長期間全面休園するのは、平成2年に「大嘗祭(だいじょうさい)」の準備のため5か月近く休園されて以来で30年ぶりとなります。