バスケットボール男子Bリーグ 今季の残り全試合中止

バスケットボール男子Bリーグ 今季の残り全試合中止
バスケットボール男子のBリーグは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今シーズンの残りの試合すべてを中止することを決めました。
Bリーグは、先月28日からリーグ戦を中断したあと、今月14日に観客を入れずに試合を再開しました。

しかし選手などの発熱で中止となる試合が続き、リーグ戦を再び中断しました。

Bリーグは、今後のリーグ戦について、各チームの代表者による臨時の実行委員会を開いたほか、選手会からも意見を聞き、協議を続けてきました。

そして、27日に行われた臨時の理事会で、選手や関係者の健康を最優先にしなければいけないとして、レギュラーシーズンと、B1の優勝チームを決めるチャンピオンシップを含めたポストシーズンのすべての試合を中止することを決めました。

今シーズンのリーグ優勝チームとB1からB2に降格するチームは無い一方、B2の上位2チームが昇格して、来シーズンはB1が20チーム、B2が16チームで争われることになりました。

理事会のあと記者会見した大河正明チェアマンは、「再開を望んでいたファンには申し訳ない。選手や関係者の身を危険にさらすわけにはいかない。財政的なダメージは大きいが、資金繰りを安定させて1チームも存続できないことが起きないようにしたい。リーグとクラブが一体となってこの難局を乗り越えなければならない」と話しました。