米トランプ政権 ベネズエラ大統領を麻薬密輸などの罪で起訴

米トランプ政権 ベネズエラ大統領を麻薬密輸などの罪で起訴
アメリカのトランプ政権は、対立する南米ベネズエラのマドゥーロ大統領が、麻薬の密輸などに関与したとして外国のトップに対しては異例の起訴に踏み切ったと発表し、厳しい経済制裁を科しているマドゥーロ政権に対してさらに強硬な姿勢を示しました。
アメリカのバー司法長官は26日、記者会見し、ベネズエラのマドゥーロ大統領を麻薬の密輸などの罪で側近らとともに起訴したと発表しました。

司法省は、マドゥーロ大統領らが隣国コロンビアの左翼ゲリラFARC=コロンビア革命軍と20年以上にわたって連携し、大量のコカインをベネズエラの港などから秘密裏に運び出し、アメリカに送ったと指摘しています。

また、アメリカ政府は、マドゥーロ大統領の拘束につながる情報に最大で1500万ドル、日本円でおよそ16億円の報奨金を出すということで、バー長官は、「拘束のためのあらゆる手段を模索する」と強調しました。


アメリカメディアは、アメリカ政府が外国のトップを起訴したのは、1989年に軍事侵攻して身柄を拘束したパナマのノリエガ元将軍以来だと伝えていて、厳しい経済制裁を科しているマドゥーロ政権に対してさらに強硬な姿勢を示した形です。