レナウン 株主総会で社長と会長再任されず退任に

レナウン 株主総会で社長と会長再任されず退任に
紳士服などを展開するアパレル大手のレナウンは、26日、株主総会を開きましたが、社長と会長の取締役の再任を求める議案が筆頭株主の中国企業に反対され、社長と会長がそろって退任に追い込まれるという異例の事態となりました。
レナウンは26日、都内で株主総会を開きました。

会社側は、神保佳幸社長や北畑稔会長など取締役10人の再任を求めました。

これに対し、筆頭株主となっている中国の大手繊維メーカーが、経営を立て直すには体制を改める必要があるとして社長と会長の再任に反対し、代わりに別の2人を取締役とすべきだという修正動議を出しました。

採決の結果、中国企業側の修正案が賛成多数で可決され、神保社長と北畑会長がそろって退任に追い込まれるという異例の事態となりました。

このあと開かれた取締役会では、後任の社長に毛利憲司取締役が昇格することが決まりました。

レナウンは、「ダーバン」や「アクアスキュータム」など主力ブランドの販売不振で去年12月期の決算では最終損益が67億円余りの赤字になるなど業績の低迷が続いています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経営環境がさらに厳しくなるなか、新しい経営トップのもとで経営をどう立て直すかが課題となります。