韓国 ネットの組織的性犯罪が社会問題に 捜査当局が摘発を強化

韓国 ネットの組織的性犯罪が社会問題に 捜査当局が摘発を強化
韓国では女性のわいせつな動画や画像をSNSのチャットルームで共有する組織的な性犯罪が大きな社会問題になっています。捜査当局は先週、未成年を脅迫してわいせつな動画などを送らせた疑いでチャットルームの運営者を逮捕するなど摘発を強化しています。
韓国の捜査当局は、先週、未成年を脅迫してわいせつな動画を送らせ、インターネット上に掲載した疑いでSNSの会員制チャットルームを運営していたチョ・ジュビン容疑者(24)を逮捕しました。チョ容疑者は、会員に対し、暗号資産と引き換えに動画などを提供していたということです。

韓国では、女性のわいせつな動画や画像をSNSのチャットルームで共有する組織的な性犯罪が広がっています。地元メディアによりますと、ある代表的なチャットルームが「1番の部屋」など番号のついた名前だったことからこうしたネット上の性犯罪は「n番の部屋事件」と呼ばれ、大きな社会問題になっているということです。

被害者は未成年者を含めて70人以上にのぼっており、当局は特別捜査本部を設置して摘発に乗り出し、これまでに120人以上を検挙しています。

わいせつな動画などの閲覧が可能なチャットルームの会員数は20万人を超えると言われていて、韓国政府のホームページにはすべての会員の情報を公開するよう求めておよそ190万人分の請願が集まるなど、厳しい対応を求める声が高まっています。