東京パラリンピックのテスト大会を兼ねたことし５月のパラ陸上の大会など、パラリンピック競技の３つの大会が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中止になりました。

日本障がい者スポーツ協会は、ことし５月２日から２日間、東京パラリンピックのテスト大会を兼ねて本番の会場となる国立競技場で行う予定だったパラ陸上のジャパンパラ大会と５月22日から３日間、横浜国際プールで行う予定だったパラ競泳のジャパンパラ大会をいずれも中止すると発表しました。

また、開催を見合わせていたボッチャのジャパンパラ大会も中止を決めました。

いずれも新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府が大規模なイベントの自粛を要請していることを踏まえた対応だとしています。

パラ陸上の大会に合わせて行う予定だった東京パラリンピックに向けた運営面のテストについては、東京大会の組織委員会が実施の延期を検討しているということです。