東京オリンピック 野球の「最終予選」 再び延期に

東京オリンピック 野球の「最終予選」 再び延期に
東京オリンピックが1年程度の延期となったことを受けて、ことし6月に台湾で開催される予定だった、野球のオリンピック出場権をかけた「最終予選」が再び延期されることになりました。
これは、WBSC=世界野球ソフトボール連盟が発表しました。

東京オリンピックの野球に出場する最後の1枠をかけた「最終予選」は、当初は来月上旬に台湾で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、6月に延期されていました。

その後、東京オリンピックが1年程度の延期となったことを受けて、WBSCは25日、理事会を開き、「最終予選」をさらに延期することを決めました。

同じく延期が決まっている「アメリカ大陸予選」とともに、新しい日程を調整するということです。

東京オリンピックの野球は6チームが出場する予定で、開催国の日本のほか、去年9月のヨーロッパ・アフリカ予選を勝ち抜いたイスラエル、去年11月の「プレミア12」で2位の韓国と3位のメキシコの4チームがすでに出場権を獲得しています。

「最終予選」には、台湾、オーストラリア、中国、オランダ、さらに「アメリカ大陸予選」で出場権を逃した2位と3位のチームの合わせて6チームが出場する予定です。