受け子「住む場所や携帯電話与えられ 辞めさせてもらえず」

受け子「住む場所や携帯電話与えられ 辞めさせてもらえず」
詐欺の電話にだまされた各地のお年寄りのもとに現金を受け取りに行く「受け子」を派遣していたとして、22歳の男が逮捕された事件で、受け子の1人が「住む場所やスーツ、詐欺に使う携帯電話を与えられ、辞めさせてもらえなかった」と当時の状況を説明していることが、捜査関係者への取材でわかりました。
千葉県浦安市のとび職、徳永神風容疑者(22)は、去年、息子などを装った詐欺の電話でだまされた関東のお年寄り9人のもとに「受け子」を繰り返し派遣し、合わせて2200万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの疑いで逮捕され、26日検察庁に送られました。

徳永容疑者は浦安市のビルの1室に「受け子」らを住まわせ、各地に派遣していたとみられていますが、すでに逮捕された20代の「受け子」が調べに対し、「金に困っていたところ、住む場所やスーツ、詐欺に使う携帯電話を与えられ、受け子になるよう指示された」と当時の状況を説明していることが、捜査関係者への取材でわかりました。

その後、「“辞めたい”と言っても、“辞めたいなら代わりに別の受け子を紹介しろ”と脅され、辞めさせてもらえなかった」と話しているということです。

警視庁は、背後に詐欺グループの指示役がいるとみて解明を進めています。