東京都内での感染者急増で「政府対策本部」設置へ最終調整

東京都内での感染者急増で「政府対策本部」設置へ最終調整
新型コロナウイルスの感染者が東京都内で急増していることを踏まえ、政府は、感染者の爆発的な増加など不測の事態に備えるため、先に成立した特別措置法に基づく「政府対策本部」を設置する方向で最終調整しています。
東京都の小池知事は昨夜、緊急の記者会見を開き、男女 合わせて41人が新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表したうえで、今の状況は感染爆発の重大局面ととらえ、今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。

東京都の状況について政府は「オーバーシュート」と呼ばれる、感染者の数が爆発的に増える事態には至っていないとしながらも、不測の事態に備え、政府の態勢を強化し、状況を注視する必要があるとしています。

このため先に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、安倍総理大臣を本部長とする「政府対策本部」を設置する方向で最終調整をしています。

特別措置法では厚生労働大臣が「まん延のおそれが高い」と認めた場合に総理大臣に報告し、それを受けて総理大臣が対策本部を設置するとしています。

対策本部が設置されたあと、全国的かつ急速なまん延により国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合など2つの要件を満たせば、安倍総理大臣が「緊急事態宣言」を行うことが可能になります。