東京オリンピック・パラリンピックの１年程度の延期が決まったことを受けて、今週末に行われる予定だった、射撃のオリンピックの最終選考会が中止になりました。

日本ライフル射撃協会は今月28日と29日の２日間、まだ内定選手が決まっていない東京オリンピックの男女のエアライフルとエアピストル、それに男子のラピッドファイアピストルと女子の25メートルピストルの最終選考会を行う予定でした。

しかし、東京大会の１年程度の延期が決まったことを受けて25日、最終選考会の中止を決めました。

日本ライフル射撃協会の田村恒彦副会長は「大会の延期は、コロナウイルスの影響なのでしかたがない。柔軟に受け止めるしかなく、最終予選会は中止とした。オリンピックでメダルを取るという目標に変わりはないので、協会としても最善の努力をしていく」と話しています。

今後の選考方法は、オリンピックの日程などの動向を見ながら検討することにしています。