日経平均株価 1万9000円台回復

日経平均株価 1万9000円台回復
25日の東京株式市場は、取り引き開始直後から買い注文が膨らみ日経平均株価は一時、取り引き時間中としてはおよそ2週間ぶりに1万9000円台を回復し、値上がり幅は1000円を超えました。
株価が大きく値上がりしているのは、アメリカ議会が調整を進めている巨額の経済対策など、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する各国の政策への期待が高まっているためです。

また、東京オリンピック・パラリンピックが1年程度、延期されると決まったことで開催の時期をめぐる不透明感がひとまず払拭(ふっしょく)され、これも株価の上昇につながっているという見方もあります。

市場関係者は「投資家の間では感染拡大の状況に加えて、東京オリンピック・パラリンピックが1年程度延期されることの経済的な影響を見極めたいという声も多い」と話しています。