新年度予算案 27日参院本会議で採決 可決・成立へ

新年度予算案 27日参院本会議で採決 可決・成立へ
国会では23日、参議院で、新型コロナウイルスへの対応や「森友学園」をめぐる問題などについて論戦が交わされました。今週27日には新年度予算案の採決が行われ、成立する見通しです。
参議院予算委員会では23日、安倍総理大臣らが出席して集中審議が行われ、新型コロナウイルスへの対応などをめぐって与野党の論戦が交わされました。

また「森友学園」をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局の職員の手記が公表されたことを受けて、野党側が事実関係の再調査を求めるなど追及したのに対し、安倍総理大臣は再調査に否定的な考えを改めて示しました。

参議院予算委員会では25日と26日、一般質疑が行われることになっています。

そして、新年度予算案は今週27日に締めくくりの質疑と採決が行われたあと直ちに本会議でも採決され、賛成多数で可決されて成立する見通しです。

一方、来月1日には、平成30年度の国の決算について参議院決算委員会で安倍総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて質疑が行われることになり、与野党の論戦が続きます。