ホテルのフロント従業員 感染確認 13人を接客 那覇

ホテルのフロント従業員 感染確認 13人を接客 那覇
沖縄県は、那覇市内のホテルでフロント業務を担当していた20代の外国籍の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。この男性は今月ベルギーに渡航し、帰国後2日間、ホテルで勤務したということで、県は濃厚接触者の特定を急ぐことにしています。
沖縄県によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは那覇市の「ホテルロイヤルオリオン」で働く20代の外国籍の男性です。

この男性は今月5日から14日にかけてベルギーに渡航し、18日から39度台の発熱とせきの症状が出たため、保健所に相談後、感染症の指定医療機関を受診し、23日感染が確認されました。

男性は指定医療機関に入院していて、重症ではないということです。

男性は帰国後、16日と17日の2日間勤務し、その間、合わせて13人を接客し、ホテルの従業員7人と接触していたということで、沖縄県は濃厚接触者の特定を急ぐことにしています。

一方、指定医療機関が19日に保健所に連絡しましたが、保健所が検体を引き取りに来たのは2日後の21日だったということで、沖縄県はこの間の対応が適切だったかどうか調べることにしています。

沖縄県内で感染が確認された人は4人となりました。