シンガポール すべての外国人の入国を禁止 23日深夜から

シンガポール すべての外国人の入国を禁止 23日深夜から
シンガポール政府は、外国から入国した人で、新型コロナウイルスへの感染が確認されるケースが後を絶たないとして、すべての外国人の入国を禁止すると発表しました。
シンガポールはこれまで入国を禁止している国以外のすべての国や地域から入国した人に対しては、入国後14日間の経過観察を義務づけていました。

それでも外国から入国した人で感染が国内で確認されるケースが後を絶たないことから、入国を禁止する対象を大幅に拡大することになりました。

ただ、長期滞在のビザを持つ外国人のうち、医療や公共交通機関など生活に欠かせない分野で働く人は入国を例外的に認めるということです。

この措置は、23日深夜から実施するということです。
政府の発表によりますと、21日までの10日間で254人の感染が確認されていて、このうち186人が外国から入国した人で、全体の7割余りを占めているということです。