フィリピン ビザ発給一時停止や無効化へ 感染拡大防止で

フィリピン ビザ発給一時停止や無効化へ 感染拡大防止で
フィリピン外務省は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためとして、すべての国を対象にビザの新規発給を一時停止するほか、今月22日からは発給済みのビザのうち観光や商用目的の短期滞在者用ビザを無効にすることなどを発表しました。
発給済みの外交ビザ、フィリピン人の配偶者とその子どもについてのビザなどについては、今のところは、この措置の対象外になるとしています。

その後、フィリピンの入国管理局は、発給済みの就労ビザや投資家ビザなどについては、無効にはしないとしたものの、ビザの所有者が国外に出た場合、フィリピンへの入国は当面の間、認めないと発表しました。

また、これまでフィリピンは、日本に対して30日以内の滞在については、ビザなしの渡航を認めていましたが、22日以降は認められなくなるということです。

フィリピンでは、今月17日から首都マニラを含むルソン島全域で移動制限を行っていますが、各国で新型コロナウイルスの感染が広がる中、出入国に関しても一段と厳しい対応を決めた形です。