茨城県で1人感染確認 タイから帰国の50代男性

茨城県で1人感染確認 タイから帰国の50代男性
茨城県は、県内に住む50代の男性が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表しました。県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは3人目で、男性は今月15日、旅行先のタイから帰国したあと40度台の熱が出て、重症だということです。
感染が確認されたのは、阿見町に住む50代の男性で、今月15日に旅行先のタイから帰国しましたが、旅行中から体調が悪く、成田空港から自家用車で帰宅しました。

その後、いったん自宅近くの医療機関を受診したあと、紹介先の別の医療機関で帰国者・接触者外来を受診し、18日、PCR検査を行った結果、感染が確認されたということです。

男性は40度を超える発熱やせき、それに頭痛や全身のけん怠感などがあり、県内の感染症指定医療機関に入院していますが、重症だということです。

県は、男性と同居している妻について、感染の有無を確認するためPCR検査を行う予定です。
また、18日に感染が確認された県内の20代の男性について、茨城県の大井川知事は、その後の調べでつくば市に住む学生で、スペインやフランスなどを旅行し、成田空港から帰国していたことが分かったと発表しました。

大井川知事は「感染が確認された人は感染経路が分かっている。県民どうしで感染していないと認識している」と話しています。