NY株式市場 大幅下落で取り引き始まる

NY株式市場 大幅下落で取り引き始まる
18日のニューヨーク株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済への深刻な影響は避けられないとしてダウ平均株価は大幅に下落して、取り引きが始まっています。
新型コロナウイルスの感染拡大が世界で次々と報告され、出入国や国境の管理強化が打ち出される中、市場では、世界経済への深刻な影響は避けられないとして売り注文が広がっています。

ダウ平均株価は、前日、3年1か月ぶりに一時、2万ドルを割り込み、18日も再び2万ドルを下回りました。

このあと、さらに株価の下落が続き、主要株価指数の値下がり率が7%に達すると、自動的に15分間、取り引きが停止されます。

市場関係者は「アメリカ政府の日本円で100兆円を超える経済対策への期待は大きいが、実施時期などがはっきりせず投資家の消極的な姿勢を大きく変えるまでにはいたっていない」と話しています。