サッカー欧州選手権 1年延期に 新型コロナウイルス拡大受け

サッカー欧州選手権 1年延期に 新型コロナウイルス拡大受け
UEFA=ヨーロッパサッカー連盟は新型コロナウイルスの感染拡大を受けてことし6月から7月にかけて行われる予定だったヨーロッパ選手権の開催を1年延期することを決めました。
サッカーのヨーロッパ王者を決めるヨーロッパ選手権は、ワールドカップに次ぐ規模の大会です。

4年に1回開かれ、ことしは24チームが出場して、6月から7月にかけてヨーロッパ各地の12会場で試合が行われる予定でした。

UEFAは17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急の会議を行い、ヨーロッパ選手権を1年延期して2021年に開くことを決めました。

ねらいとして、大会が予定されていた期間に現在、中断しているヨーロッパ各国のリーグ戦の試合を組み込み日程の消化につなげることがありますが、一方で東京オリンピック世代の日本代表の活動期間と重なるため、スペイン1部リーグ、マジョルカの久保建英選手やオランダ1部リーグ、PSVの堂安律選手などの主力をチームに合流させることができるかどうか不透明な状況になることが予想されます。

また、南米サッカー連盟も新型コロナウイルスの感染拡大を受けてことし6月からアルゼンチンとコロンビアの共催で行われる予定だった南米王者を決める大会、コパアメリカの開催を1年間延期することを決めました。