相模原市は、新型コロナウイルスに感染し入院していた80代の男性が、16日死亡したと発表しました。男性の死因は消化器系の疾患で、新型コロナウイルスとの関係は分かっていないとしています。

相模原市によりますと、死亡したのは市内の80代の男性で、先月６日から消化器系の疾患で入院し、先月18日に新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

この病院では、男性を含め患者や看護師など７人の感染が確認されていて、男性はその後も治療を受けていましたが、16日亡くなりました。

市は、肺炎の症状は回復していたことから、死因は消化器系の疾患で、新型コロナウイルスとの関わりは分からないとしています。

このほか市内の80代の女性の感染が17日新たに分かりました。女性は今月14日に感染が確認された80代の男性の妻で、現在入院していますが、症状は軽いということです。

相模原市は感染の広がりは緩やかになっているものの、感染者は増えているとして、引き続き感染対策の徹底を呼びかけています。