菅官房長官は午前の記者会見で、16日午後11時ごろからＧ７＝主要７か国の首脳によるテレビ会議が開催される予定だと発表したうえで、「新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、Ｇ７の連携強化について議論が行われる予定だ。世界経済への影響を食い止め、感染症対策に関する国際的な連携を強化するために、日本としても積極的に議論に貢献し、日本の感染拡大防止策もしっかり発信していきたい」と述べました。

そのうえで、Ｇ７首脳によるテレビ会議はこれまで前例がなく、今回はアメリカの呼びかけで行われることを明らかにしました。

また、菅官房長官は「現時点で成果文書は何も決まっていない」と述べました。

さらに菅官房長官は「各国の金融市場を安定化させることが極めて重要と考えており、そのために、各国が連携してできる対応を迅速に行っていくことが必要だ。そのうえで、金融政策の具体的な内容については、日銀で適切に対応していく」と述べました。