円相場 大きく値下がり 世界経済下支えへの期待感

円相場 大きく値下がり 世界経済下支えへの期待感
16日の東京外国為替市場、新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の動揺を受けて日銀が金融政策決定会合を前倒しで開催することを決め、円相場は大きく値下がりしています。
16日朝、アメリカのFRBが緊急の利下げに踏み切ったほか、日銀が前倒しで金融政策決定会合を開催すると発表しました。

外国為替市場では日銀の発表後、世界経済が下支えされることへの期待感から円を売ってドルを買う動きが出て1ドル=107円台まで円安ドル高が進みました。

市場関係者は「日銀が会合で決定する内容はまだ分からないが、金融市場の動揺をおさめるため、踏み込んだ政策を打ち出すのではないかという期待感が高まっている」と話しています。