大谷 キャンプ地のアリゾナ離れ 本拠地で調整へ

大谷 キャンプ地のアリゾナ離れ 本拠地で調整へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大リーグの各球団はキャンプを中断しました。このうちエンジェルスの大谷翔平選手はキャンプ地のアリゾナ州を離れて、球団の本拠地、カリフォルニア州アナハイムで今後の調整を行うことがわかりました。
北米でも感染が拡大している新型コロナウイルスの影響で、大リーグは今月26日に予定されていたシーズン開幕が少なくとも2週間、延期されることが決まり、13日にはフロリダ州とアリゾナ州での各球団のキャンプも、中断されました。

選手たちは、キャンプ地に残って調整を続けるか球団の本拠地に戻って調整するか、自宅に戻るかの3つの選択肢から選ぶことになっていて、日本選手のうちヤンキースの田中将大投手やマリナーズの菊池雄星投手はキャンプ地に残って調整を続ける予定です。

一方、エンジェルスの大谷選手について球団は動向を明らかにしていませんが、関係者によりますと、大谷選手はキャンプ地のアリゾナ州テンピを離れて、球団の本拠地、カリフォルニア州アナハイムで、右ひじの手術からピッチャーでの復帰を目指す調整を続けることがわかりました。

大谷選手は今シーズン、再び投打の二刀流でプレーする予定ですがオープン戦も中止された中、限られた練習環境で調整を続けることになります。