新型コロナウイルス感染拡大 ボート五輪最終予選が中止

新型コロナウイルス感染拡大 ボート五輪最終予選が中止
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国際ボート連盟は14日、東京オリンピックの出場枠獲得に関わる5月の世界最終予選とアジア・オセアニア大陸予選を中止すると発表しました。
アジア・オセアニア大陸予選は、もともと4月に韓国で開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となり、5月にスイスで行われる世界最終予選と同時に行うことになっていました。

しかし、国際ボート連盟はいずれの大会も中止を決め、この2つの大会で出場枠の獲得を目指していた日本代表にとっても厳しい状況となりました。

国際ボート連盟は、オリンピックの出場枠など参加資格について改めて検討するとともに、パラリンピックの出場枠がかかる大会についても対応を協議することにしています。

国際ボート連盟は「アスリートを含むすべての参加者の健康と安全、ウイルスの感染拡大を防ぐための責任ある措置が求められている。

情報を収集して、慎重に分析したうえで意思決定を行い、迅速に知らせたい」としています。