首相 フランス大統領と電話会談 感染抑制で緊密に情報共有を

首相 フランス大統領と電話会談 感染抑制で緊密に情報共有を
安倍総理大臣とフランスのマクロン大統領が13日夜、電話で会談し、新型コロナウイルスへの感染拡大を抑制するため、国際社会で緊密に情報共有を図っていくことで一致したほか、東京オリンピック・パラリンピックの成功に向け、連携していくことを確認しました。
安倍総理大臣は13日午後6時すぎから総理大臣官邸で、フランスのマクロン大統領とおよそ30分間電話で会談しました。

会談はフランス側の要請で行われ、マクロン大統領が、新型コロナウイルスに対する取り組みを説明したのに対し、安倍総理大臣は、大規模イベントの自粛要請や学校の臨時休校などの対策に政府一丸で取り組んでいるとして、「引き続き果断かつタイムリーに対応していく」と述べました。

そのうえで、両首脳は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、国際社会で緊密に情報共有を図っていくことで一致しました。

また両首脳は、ことし夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックをめぐっても意見を交わし、2024年の大会がパリで開かれるのも踏まえ、東京大会の成功に向け、緊密に連携していくことを確認しました。