サッカーJリーグ 公式戦再開の可否 今月25日めどに判断

サッカーJリーグ 公式戦再開の可否 今月25日めどに判断
サッカーJリーグの村井満チェアマンは、来月3日の再開を目指している公式戦について、今月25日をめどに可否を判断したいという考えを示しました。
Jリーグでは12日午後、各クラブの代表者との実行委員会で今月中の公式戦の延期を改めて確認したうえで、プロ野球との「対策連絡会議」で感染症の専門家から示された新型コロナウイルスの感染防止の対策について共有しました。
このあとの記者会見で村井チェアマンは、公式戦を再開する判断の時期について「感染拡大はコントロールできない。一定程度、収束がみられた場合、今月25日をめどにわれわれの準備ができているかどうかを確認したい」と話しました。

そのうえで、その後の日程への影響について「調整を進めれば来月中旬とか、もう少し深いところまで行ける可能性を残している」と述べ、来月中旬までに再開ができれば大きな大会方式の変更はなく日程調整ができるという見解を示しました。

さらに村井チェアマンは、リーグ戦の延期によってクラブの経営状態が悪化することが懸念されていることについて「現時点では危機的な状況は把握していない。リーグからの配分金を前倒しして渡せるような機動的な運用ができる規定の改正を進めている」と話し、状況を見ながら対策をとっていく考えを示しました。