札幌で70代男性死亡 道内で新たに10人の感染確認 新型ウイルス

札幌で70代男性死亡 道内で新たに10人の感染確認 新型ウイルス
新型コロナウイルスに感染した札幌市の70代の男性が死亡し、北海道で新たに合わせて10人が感染しました。北海道で感染者が死亡したのは4人で、感染者は128人になりました。
札幌市は12日、新型コロナウイルスに感染して市内の病院に入院していた70代の男性が死亡したことを明らかにしました。

札幌市で感染者が死亡したのは初めてで、道内の死者は4人になりました。

また、札幌市の9人と小樽市の50代の団体職員の男性の合わせて10人が感染し、道内の感染者は128人になりました。

このうち、症状が回復して再検査の結果ウイルスが検出されず治療を終えた人は、11日までに53人に上っています。

小樽の男性 感染確認されたライブバーに

小樽市の迫俊哉新市長は記者会見で市内で感染が確認された男性は小樽市民センターにテナントとして入る事務所の職員で、症状は軽いと明らかにしました。市民センターは12日から閉館して消毒を行うということです。

男性は従業員や客、合わせて6人の感染が確認されている札幌市中央区の繁華街ススキノにあるライブバーを先月25日に知人2人とともに3時間程度訪れていたということで、市は感染経路の確認を進めるということです。