新型コロナウイルスの感染拡大を受けた学校の臨時休校について、佐賀県は自宅待機の長期化による子どもたちの心身への影響などを考慮して来週16日から県内の小中学校などを再開する方針を決めました。

新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた政府からの要請を受けて、佐賀県内の小中学校や高校、それに特別支援学校では今月３日から15日まで臨時休校の措置がとられています。

佐賀県は11日対策会議を開き、来週16日の月曜日から、小中学校や高校などを再開する方針を決めました。

再開の理由について佐賀県の山口知事は、自宅待機の長期化による子どもたちの心身への影響を考慮したことや、県内で新型コロナウイルスの感染者は確認されておらず、隣の福岡県などで感染者が出ているものの、散発的で拡大している状況ではないためなどとしています。

しかし、今後県内で新型コロナウイルスの感染者が確認された場合は、感染経路などを分析したうえで今回の方針を修正するとしています。